2025年ハニーサポーター募集

ダイヤモンド・フォー・ピース(DFP)は、ダイヤモンド採掘者の安定した収入源を確保するために、養蜂活動を支援しています。

2020年、リベリアのウィズア村で、ダイヤモンド採掘者組合による養蜂活動への支援を開始しました。ロファ・マノ国立公園近くの森林にこれまでおよそ140個の巣箱を設置し、現在約30人がダイヤモンド採掘の傍ら、養蜂に取り組んでいます。2022年夏に初めて、2023年3月に2回目のハチミツを収穫しました。

また、2024年6月にはバーマ村とキャンプアルファ村の採掘者を対象に、養蜂導入研修を開催し、新しい巣箱計20箱を両村に設置しました。バーマ村では既にハチが巣箱に棲みつき始めています。

Liberia map
リベリア共和国地図

養蜂活動は、ダイヤモンド採掘者の収入向上につながるだけでなく、豊かな森林は養蜂活動に欠かせないため、森林保護にもつながります。DFPは養蜂活動に加え、ダイヤモンド採掘者への環境教育にも取り組んでいます。

採掘者たちの目標である自分たちの資金で採掘費用を賄えるようになるには、まだまだ多くの巣箱を設置する必要があります。現地養蜂活動のさらなる拡大のために、ハチの巣箱の所有権付きのハニーサポーターを募集します。

ハチの巣箱の所有権(1年間)をはじめ、「巣箱へのお名前タグ」の取り付け等、特典をご用意しています。あなたのお名前・企業名・ブランド名等を取り付けた巣箱をリベリアの森に設置し、一緒にハチミツづくりに参加しませんか? お申し込みをお待ちしています。

example of deployed beehive

お名前タグ例(お名前を表示)

example of deployed beehive

お名前タグ例(メッセージでもOK)

2025honeysupporterbanner

お申し込み受付期間:2024年12月末日まで

お申込方法

・本ページ末尾のハニーサポーター申込書に入力及び送信ください。
・申込書の中で、ゆうちょ銀行振込またはクレジットカード決済をご選択いただきます。
・クレジットカードを選択された方には、カード決済案内を別途Squareからメールでお送りしますので、そちらからご決済ください。
・ゆうちょ銀行振込を選択された方は、メールにて振込先口座をお知らせいたします。

ご寄付の使い道

・巣箱の作成・設置にかかる材料購入費用
・巣箱の維持にかかる費用
・養蜂技術専門家、DFPからの指導、モニタリングにかかる費用

ハニーサポーターの特典

・巣箱の所有権(1年間:今回の所有権は2025年1月〜12月)
・巣箱へのお名前タグの取り付け
・お名前タグを取り付けた巣箱の写真の送信
・リベリア産ハチミツ(150g)の送付(リベリアのハチミツは濃厚!)
・DFPニュースレターの送付

※お名前タグの記載内容は、ご自身のお名前のほか、ご家族・友人のお名前、企業名、ブランド名、お好きな言葉など、ご自由に設定できます。(半角英数15字以内)
※またはリベリアで人気No.1の「リベリアピュアハニー(ハチミツ)」をお送りします。
※リベリア産ハチミツの送付は2025年1〜2月頃、その他の特典のお届けは7月以降の予定です。

これまでの養蜂活動のご紹介

リベリアで長年養蜂事業に取り組んでいる現地NGOの協力のもと、DFPの活動対象村であるウィズア村で、2020年9月養蜂基礎研修を実施。研修には、ダイヤモンド採掘者の他、村の女性グループメンバー、村のリーダー等合計70人が参加しました。その後、リフレッシャー研修、実務研修、リベリア他州の養蜂家の視察など、参加者の習熟度に合わせた研修を実施してきました。現在は、ウィズア村で養蜂活動の中心である養蜂普及員達が、巣箱の見回りや組合員への指導・アドバイスを行い、さらに他村での養蜂研修の講師として指導しています。

のこぎりを使い巣箱を作る研修参加者たち

ハチの巣箱の作成方法を学び、のこぎりを使い巣箱を作る研修参加者たち

巣箱の設置後は、ハチが巣箱に来てくれるよう、週に1回の定期的な手入れが大切です。

巣箱の周りを掃除する様子

巣箱の周りを掃除する様子

ハチの巣を確認する様子

ハチの巣を確認する様子

2023年3月には2回目の収穫を行いました。養蜂普及員リーダーが中心となり、他の組合員に採蜜方法を指導しながらの収穫作業です。

収穫直前ミツバチの巣

収穫直前のミツバチの巣

バケツに巣を入れる様子

採蜜の様子

ハチミツをろ過する様子

不純物がまざらないよう、ろ過する様子

ろ過作業を行った組合員とハチミツ

2023年6月には、2023年ハニーサポーターである中田よしみさんがウィズア村を訪問し、巣箱作成の様子を視察して頂き、設置作業を一緒に行いました。頂いたご感想を紹介します。

養蜂を全く知らなかった村人たちが自分たちで巣箱の世話をできるようになるまでの指導は大変ご苦労されただろうと短時間の訪問でも分かりました。

巣箱を設置した時のウィズア村の皆さんの希望に満ちた笑顔に出会えて、この支援が自立につながっていることを実感しました。

巣箱制作

巣箱を作っている様子

巣箱設置作業

巣箱に巣枠を並べている様子

ポイント

設置後の巣箱の維持管理をきちんと行い活動を持続的にするため、既成の巣箱を購入するのではなく、組合員が自分たちで巣箱を作り、設置場所を決め、設置し、普段の手入れを行うことで、当事者意識を高めるようにしています。

ハニーサポーターの声

これまでのハニーサポーターの声をご紹介します。

坂本恵里さん

友人の千恵さん(DFP代表)の熱い思いと、素晴らしい活動内容に共感し、少しでもお役に立ちたいと思い参加しました。定期的にいただくレポートで、数々の困難な状況の中でも笑顔で養蜂に取り組む現地の皆様のご活躍に、こちらが元気をいただいています。

そしてリベリアから届いた蜂蜜の美味しかったこと!濃厚でネットリした、今まで食べた中で一番美味しい蜂蜜でした。これからも応援しています。

杉下智彦さん

私は千恵さんのケニア時代の元同僚で、屋久島尾之間診療所で医師をしております杉下智彦です。

ケニア西部のキスムという地方都市で、千恵さんとは同じ保健プロジェクトの専門家でまるまる2年間ご一緒していました。千恵さんは当時からアフリカの貧困解決に情熱を傾けており、ケニア人とともに優れた地域保健活動を展開していました。

私も仕事でリベリアに何度も行ったことがあります。内戦、エボラ、貧困の爪痕が深く残るこの小さな国で、困難に直面しても笑顔を絶やさない、とても素直で素敵な人々です。そんなリベリアの人々の力になりたい、という千恵さんの熱い気持ちが痛いほど伝わってきます。私も少しでも千恵さんのお手伝いができればと願っています。

リベリアから届く美味しいはちみつを楽しみながら、いつか再び彼の地を訪問する日を心待ちにしています。

ビクトリアさん(養蜂普及員)

いつか他村の採掘者達に養蜂を指導する講師になりたいと思っていましたが、その機会がこんなに早くくるとは夢にも思っていませんでした。初めてバーマ村で教えてみて、指導することは自分の学びになることがわかりました。
これまで以上に養蜂に取組み、皆にもっと養蜂を広めたいです。

カダラさんカダラさん

当初、養蜂活動を行うことは不可能に思えました。ハチミツを収穫するためにミツバチを人間が管理できるなんて思いもよりませんでした。私たちは、これまで森にある野生のハチの巣を取りに行くだけでした。人間がミツバチを飼うことができることを知るまでは、ずっとこのように理解していました。しかし今は、ミツバチは、人が作った巣箱に留まりハチミツを作るということを理解しています。

 

問合せ・連絡先

特定非営利活動法人ダイヤモンド・フォー・ピース ハニーサポーター係
info@diamondsforpeace.org

ハニーサポーター申込書

ハニーサポーターへのお申込は、下のフォームにご入力の上、送信ください(*は必須項目です)。万が一フォームがうまく作動しない場合、お手数ですが下の申込内容をinfo[at]diamondsforpeace.org まで送信ください。

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