ダイヤモンド・フォー・ピースでは学校や企業、セミナーなどでの出張講座・講演を行っています。料金は、各学校・団体の規定に合わせておりますので、講義・講演内容等、お気軽にお問い合わせください。川口東高校講演2 のコピー

【講義・講演内容】

・ ダイヤモンドを取り巻く課題とその解決策
・ SDGs
・ 国際協力・開発
・ 平和
・ フェアトレード
・ 起業体験
・ ソーシャルビジネス
・ キャリア開発 など

【講義・講演の言語】

・日本語
・英語

【これまでの講義・講演実績例】

・京都市立葵小学校 平和ゼミ 探求活動(2023年1月)
・英国Jewellery Valuers Association主催JVA Conference2022 「Diamonds can’t fly planes」と題し、ダイヤモンド原石評価基礎研修事業について発表(英国)(2022年9月)
・内閣府有志朝活勉強会「ダイヤモンドに関する問題とダイヤモンド・フォー・ピースの取組」(オンライン開催)(2022年9月)
・インフォーママーケッツジャパン及び日本ジュエリー協会主催 ジャパンジュエリーフェア「ジュエリービジネスにおけるSDGs取組のヒント」(2022年9月)
・英国宝石学協会 (Gem-A)主催 Gem Central「Johnson Rocks」と題し、ダイヤモンド原石評価基礎研修事業について発表(英国)(2022年6月)
・環境省、インドネシア環境・森林省、インドネシア国立研究革新庁主催ASGM対策技術ウェビナー「ジュエリー原料の責任ある調達について」(オンライン開催)(2022年2月)
・グロービス経営大学院アフリカ部(2022年1月)
・国際貴金属宝飾品連盟(CIBJO)年次総会「責任ある調達に関するパネルディスカッション」パネリスト(オンライン開催)(2021年11月)
・世界銀行「Innovations in ASM Supply Chains during COVID-19」(オンライン開催)(2021年7月)
・AWEIK主催GEMS AFRICA「Gems for Peace」パネリスト(オンライン開催)(2021年7月)
・Panasonic NPOサポートファンドfor SDGs 20周年記念シンポジウム・ウイーク NPO/NGOの組織基盤強化を考える4日間「アフリカを伝える:アフリカ分野が育んだ人材、つながりとこれから」パネリスト(オンライン開催)(2021年7月)
・英国Fair Luxury Open House(オンライン開催)(2020年11月)
・青山学院大学 NPO・NGO論(2020年7月)
・第29回環境地質学シンポジウム「鉱物サプライチェーン透明化に資するブロックチェーン活用の可能性」(2019年11月)
・青山学院大学 “The Hidden Cost of Diamonds and the Way Forward” (2019年11月)
・米国デポール大学 “The Environmental and Social Impacts of Diamond Mining in Liberia” (2019年10月)
・Chicago Responsible Jewelry Conference 2019 “Upstream and Downstream Activities by Diamonds for Peace” (2019年10月)
・Making Futures 2019 “Upstream and Downstream Activities by Diamonds for Peace” (2019年9月)
・東京外国語大学平和構築・紛争予防専修コース主催「Know the Source of your Precious Jewelry」(2019年6月)
・白百合女子大学 「ダイヤモンドの来た道~シエラレオネ 採掘現場の声~」(2019年6月)
・東京女子医科大学 「ダイヤモンドの来た道~シエラレオネ 採掘現場の声~」(2019年6月)
・青山学院大学 フランス文学特別講義「ダイヤモンドの来た道~シエラレオネ 採掘現場の声~」(2019年5月)
玉川学園高等部 グローバルキャリア講座 (2019年2月)
青山学院大学 フランス文学特別講義 「みんなでつくる持続可能なダイヤモンドのサプライチェーン)(2019年1月)
・高崎経済大学国際経済ゼミ有志「紛争ダイヤモンドとダイヤモンドに関する課題)(2018年11月)
・さいたま新都心ロータリークラブ講演「フェアなダイヤモンドの実現をめざして」(2017年2月)
・環境省・熊本県・水俣市主催「水銀に関する水俣条約3周年記念行事」に向けて、「環境に配慮して採掘された金の取引」を調べる中学生チームへの指導及び記念式典でエシカルジュエリーについて発表(2016年10月)
・東京工科大学総合社会「アフリカのダイヤモンド鉱山で起こっていること」(2016年1月)
・群馬大学医学部保健学科 「国際看護学(国際保健医療協力とHIV対策)」(2015年5月)
・前橋商工会議所 まちなかキャンパス「途上国!行ってみたらこんなトコ!」(2015年4月)
・広島市立大学 「輝くダイヤモンドの裏側の真実~リベリアの採掘労働者自立支援(フェアトレード)とエボラ緊急支援~」 (2015年1月15日)
・埼玉県立川口東高校人権講演会「世界の裏側の子ども達に起こっていること」(2014年11月)
・JICA青年海外協力隊事務局 進路開拓セミナー(国際協力編)「国際協力への道 開発コンサルタントについて」(2014年11月)
・認定NPO法人 ピープルズ・ホープ・ジャパン 「国際協力で働く!をあきらめない就活カフェ」(2014年9月)
・社会起業大学ゲスト講演会「未来を創造する国際協力のあり方を考える」(2014年7月)
・狭山市創業塾 「私の起業体験」(自身の起業から学んだこと)(2014年2月)
・東京工科大学 総合社会II 「国際協力の仕事について」(2012年11月)
学習院大学大学院人文科学研究科 芳野ゼミ「フェアトレードジュエリーについて」(2012年9月) 

【講師略歴】

村上 千恵
特定非営利活動法人 ダイヤモンド・フォー・ピース 代表理事

学習院大学経済学部経営学科卒業、ジョージワシントン大学大学院国際開発学修士課程修了

1997年夏 南アフリカ共和国ヨハネスブルグのNGOでボランティ
1998年~1999年 ハイチ共和国にてローカルコンサルタントとして活動
1999年~2001年 国際協力事業団(現国際協力機構、JICA)ラオス事務所にて、案件監理、新規案件発掘業務、調整業務に携わる。

帰国後、広告代理店、ビジネスコンサルティング企業勤務を経て、個人事業主として独立し教育事業を運営する。

2008年 結婚。自身に贈られた婚約指輪をきっかけに、ダイヤモンドの裏の問題に気づく(零細採掘労働者の極度の貧困、児童労働、強制労働、暴力、紛争ダイヤモンド、環境破壊など)。愛や幸せの象徴として贈られるダイヤモンドにそのような問題があると知り、そんな現実はおかしいと思い始める。

2009年~2011年 国際協力機構(JICA)技術協力プロジェクト ケニア国ニャンザ州保健マネージメント強化プロジェクトに、IEC教材開発/業務調整専門家として単身赴任。ケニアに赴任中、ダイヤモンドの裏の問題解決に貢献できないか考え、フェアトレードの手法が使えるのではという結論に辿り着く。

2012年 横浜ビジネスグランプリ ソーシャル部門 入賞
2013年 Entrepreneur Weekend及びSocial Capital Markets2013に初めての公認日本人起業家として参加。
2014年 ダイヤモンド・フォー・ピース任意団体として活動開始
2015年 特定非営利活動法人ダイヤモンド・フォー・ピースを設立
2016年 リベリア共和国にダイヤモンド・フォー・ピース・リベリア現地法人を設立

著書:「海の向こうの真実」(小冊子)

【講師略歴】

相田 華絵
ダイヤモンド・フォー・ピース・リベリア 理事

群馬大学医学部保健学科看護学専攻卒業、ロンドン大学衛生熱帯医学大学院開発途上国の公衆衛生学修士課程修了

高校時代に国際協力に関心を持つようになる。自身が国際協力に携わる手段として「農業」と「医療」の間で悩んだ末、「医療」を選び、看護系大学に進学。

2004年~2006年 都内病院にて手術室の看護師として勤務
2006年~2008年 青年海外協力隊エイズ対策隊員として、ガーナでHIV予防啓発活動を行う
2008年 ケア・インターナショナルジャパンのインターンとして、シエラレオネでHIV予防啓発活動に携わる
2009年~2011年 国連ボランティアとしてUNICEFリベリア事務所に所属、HIV母子感染予防、HIV陽性者支援、難民支援事業等に従事
2013年~ 開発コンサルタント会社勤務、開発途上国の保健分野の調査研究及び技術協力に携わる
2014年 仕事を通じて、DFP代表理事 村上と出会う 団体の理念に共感、理事として参画
2015年~ 群馬大学大学院保健学研究科博士課程に在籍

【お問い合わせ先】

info★diamondsforpeace.org(★を@に変えて送信してください)

【講義・講演の感想】

頂いた感想のうちいくつかをご紹介いたします。

★ダイヤモンドに関する講義・講演の感想

「フェアトレードの重要性を再認識した。日本人をはじめとした多くの先進国は、半ば途上国から搾取している面があり、人権と平和をもっと愛したい。そのため何ができるかを考えてゆきたい」(大学生)

「ダイヤモンドは高級品である。なのにダイヤモンド採掘をしている人たちは、はだしで歩き、ペラペラのTシャツを着ている。まさに真逆の服装である。その人たちの声を聞かずして、ダイヤモンドを身につけても良いのだろうか?『ダイヤモンド』という宝石をもし自分が身に付ける時がきた時、彼らのことを決して忘れてはいけないと強く思った。」(大学生)

「解決への第1歩で話されていた「興味を持つ」こと。これはとても大変なことだと思う。日本のことならまだしも、世界となると普通はあまり気にかけないことなので、今日の講演で世界の現実を知ることができてよかった。「興味を持つこと」という言葉を忘れずに働いていきたい。」(高校生)

「買い物で世界は変えられる、どこから来たのか、どういう人が作っているのかを興味を持つことにしようと思った。途上国の暮らしをたくさんの人に伝えることで皆で平和について考えることができると思うので、発信していけたらいいと思う。何も争いがなく、教育を受けられることに感謝して生活したい。」(高校生)

「ダイアモンドに児童労働、紛争の資源、極度の貧困、環境破壊、暴力などの多様な問題があるということを初めて知り、印象に残った。また、講義内でお話があったアンゴラジャーナリストの事件に衝撃を受けた。真実を追求した本来正義とされるジャーナリストが裁判所で有罪判決が決まったことを知り、こうした地域には私たちの知らない凄まじい政治や社会が存在するのだなと感じた。しかしこの事実を知るだけではなく、自分たちにできることを行動に移していくことが大事だと感じた。それと同時に政治体制や生産方法、採掘方法も少しずつ変えていくべきだと考えた。
フェアトレードに様々なものがあるとは知っていたが、ダイアモンドといった宝石にも人権侵害の恐れのあるサプライチェーンがあることを知り、より多くのもののバックグラウンドの意識をする必要があることを知った。そのため、食べ物だけではなく生活用品、ラグジュアリーなどのすべてのものに着目しその背景を知り、エシカルなものを選択していく行動が重要だと改めて痛感した。今まで背景に恐ろしいものがあるかもしれないのに関わらず安いものを選んできた。しかしそれは企業と自分の得でしかなく生産者の人権侵害につながっているかもしれない。これからはもっと気をつけてものを選んでいきたい。」(大学生)

「問題を発見したときに調べるだけで終わらないようにしたい。村上さんのように団体を立ち上げるまでにいかなくとも、問題への何らかの支援やさらなる調査や周りに問題意識を持たせられるように頑張ろうと思う。身近な人が困っているときなども話を聞くだけではなくできることを探したり、一緒に解決する方向にしたい。そういった身近なところからの問題解決をすることで将来、より大きな問題解決をする上での大きなヒントになるように考えます。」(大学生)

「村上さんが活動の動機をお話しされているときに使用していた「知った責任」という言葉が非常に印象深く、自分が問題意識を持ったことから目をそらさずに真摯に向き合ってきた行動力や使命感に感銘を受けた。また、戦争によって手を切り落とされてしまった男性の写真の説明の際に、「戦争が物理的に終わっても経験した人の傷は一生消えない」とおっしゃっていて、当たり前かもしれないが、まさにその通りであると改めて考えさせられ、私も表面上の問題解決だけではなく、当事者の方々に直接関わり寄り添える人になりたいと思った。
さらに、キンバリープロセス認証制度では、このような制度があるからこそ深刻化していく問題があると知り、制度を設ければ課題が解決されるわけではないと改めて問題の複雑さが印象に残った。「フェアトレードのおかしな真実」という本を読んだ際に、フェアトレードラベルがついているが、生産者は非常に危険な状態で労働を続けている事実があることを知ったため、それと今回の講義を合わせて認証制度を信頼しきるのではなく、認証制度を把握した上でさらに自分の目で生産者からのプロセスを知ることの重要さを学んだ。」(大学生)

 

★キャリアに関する講義・講演の感想

「本日の事が今までで一番なくらい印象に残るものでした。私は英語のスキル向上に今取り組んでいますが、伸び悩むことがあり、またおっしゃっていたように帰国子女など出来る人と一緒になると、自分がすごくだめに感じてしまいます。しかし、村上さんのように大学に入ってからもなお、努力し続け1000時間英語に触れることが大切だと思いました。また、ダイヤモンドの資金が逆に悪影響を与えているという事実を知り、とてもショックを受けました。こういう視点からダイヤモンドや国際状況を考えるのもあるのかと、見方をもっと変えて物事をたくさんとらえることが大切だと思いました。何事も諦めずに、空回りしてもやり続ける精神が大切だと改めて気づかされました。貴重な講話ありがとうございました。」(高校生)

★小学校での講演の感想

「村上さんとの出会いによって、『平和をつくるための方法』や『日本の消費者としてできること』といった視点をもたせていただくことができました。知らなかった世界の現状や、その事実が自分たち日本の消費者にもつながっていることを知れたことは非常に大きなことでした。この大切な芽を育て、平和を身近なものにしていけたらと思っています。
平和を創るために、一方的な援助といったイメージをもった児童も多くいましたが、そうではなく、相手も自分も自立した関係性を築くという考え方の大切さを知り、身近な教室内での人間関係に置き換えて考えていた児童もいました。また、学校の近くにあるフェアトレードのお店に興味をもち調べだした児童もいました。一番身近なクラスの中でもっと対話をしたいと考え、雑談会を始めた児童もいました。来年度はそれを全校対話にしていきたいという願いを膨らませています。このような子どもたち自身が自分たちにできることを考え実行していったことは大きな一歩だと思っています。
今回の村上さんとの出会いから、教師では伝えられない本物に触れられたときの子どもの意欲の大きさを実感しました。きっかけや刺激、多様な考え方を与えていただきましてありがとうございました。(小学校教員)

【講義・講演の様子】

ジャパンジュエリーフェアでの講演
デポール大学(米国)での講義
水俣条約記念式典
水俣条約記念式典での発表
東京工科大学講義
東京工科大学での講義
川口東高校講演
川口東高校 人権講演会
青山学院大学での講義
玉川学園高等部での講演