ダイヤモンド採掘者自立支援プロジェクト

ダイヤモンド。それは愛と幸せの象徴です。

実はそのダイヤモンドの裏には、多くの問題が隠されています。ダイヤモンドを売った資金で武器等を購入し、内戦や紛争が激化…。鉱山で子どもが働いていたり、大人を含む労働者が強制労働させられていたり…。他に仕事がないので採掘を始めたが、1日数十円の極端な低賃金で生活が成り立たない…。環境破壊により、採掘が終了した鉱山跡地を使えない…。
これらは過去の問題ではなく、今、世界の裏側で実際に起こっていることです。

このような問題の解決に貢献するため、ダイヤモンド・フォー・ピースは活動を開始しました。
ダイヤモンドが抱える問題は数多くありますが、整理すると下の図のようになります。

diagram1

ダイヤモンドにまつわる多くの問題の根本的な原因は、極度の貧困だと考えられます。そこで、当団体は、労働者の自立支援に重点を置いた活動「ダイヤモンド採掘者自立支援プロジェクト」を実施します。

【活動対象国】
日本国内、リベリア(2016年現在)

【プロジェクト内容】
アフリカをはじめとする途上国における、 ダイヤモンド採掘・製造に関わる労働者の労働環境改善・社会的 地位向上の支援。当団体では、途上国で貧困に苦しむ採掘労働者が自立する手段として、フェアトレード*の手法に着目しています。現地の採掘労働者に能力強化研修や組合の組織化・組合運営支援等を行うプロジェクトを通して、労働者の自立に貢献することを目指しています。
2014年にリベリアでのダイヤモンド採掘地域の実態調査、労働者の聞き取り調査を行い、現在、現地パートナーの協力の下、プロジェクト詳細の策定を進めています。

*フェアトレードとは、途上国の原料・製品を適正な価格で継続的に購入・消費することを通して、弱い立場に置かれている途上国の労働者の生活改善と自立を促す取り組みのこと。労働者が提供する産品が不当に安い価格で買い叩かれること、児童労働、貧困による乱開発や環境破壊を防ぎます。
フェアトレード産品として認証されるには、認証機関が定める産品毎の基準を守った上で認証を受ける必要があります。基本的な要件は、労働者組合が透明性のある民主的な活動をしていること、利益の一部が地域の社会発展事業に使用されること、強制労働や児童労働の禁止、生産地の環境保全の保証等です。

関連資料:
リベリア基本情報
リベリアの歴史(内戦〜2014年)
リベリアの食生活 

関連調査・記事:
ダイヤモンド採掘現場の現状:支援を求める労働者たち(2016年4月)
コートジボワール零細採掘労働者組合視察報告(2015年8月)
リベリア採掘産業透明性イニシアティブ(LEITI)と零細採掘労働者について(2015年5月)

関連リンク:
DFPサポーターのご案内

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