第4回勉強会「世界とつながろう!DFP TALK」開催報告

4月13日、第4回「世界とつながろう!DFP TALK」を開催しました。

株式会社立花商店取締役の生田渉さんを講師にお迎えし、「『ソーシャル・トレーディング・カンパニー(社会的商社)』~ビジネスとアフリカのカカオ生産者の持続性の両立を目指して~」というお題のもと、生田さんがカカオ事業開始に至った経緯から、大量のガーナ産チョコレートの在庫を抱えての飛び込み営業の苦労話、高い利益より現金払い・前払い重視というアフリカビジネスの特徴や、日本・世界市場での事業戦略についてお話しいただきました。

品質のよいカカオだけを生産者から購入するのではなく、品質の悪いカカオも、その適正価格で購入・現金化し、生産者との持続的な関係を構築することが重要、最高級カカオはパティシエの元へ、品質の悪いカカオは油分のみを抽出し化粧品、薬品の原材料になるとのことでした。

「ソーシャル・トレーディング=通常の取引で長期的に生産者の収入が高まる状態にすること」、事業を通して利潤を拡大していくよりも、「彼(生田さん)と仕事をしてよかった」と思われるビジネスを展開していきたいと語る生田さんから、今後のDFPの活動の参考となるたくさんのヒントを教えていただきました。

年度初めのお忙しいところ、お集まりいただいた参加者の皆様、講師の生田さん、ありがとうございました!!

DFP TALKアフリカカカオ

カカオ

カカオ

カカオ生産者