
ダイヤモンド・フォー・ピース(DFP)は、ダイヤモンド採掘者の安定した収入源を確保するために、副業としての養蜂活動を支援しています。
2020年にリベリアのウィズア村で開始した養蜂活動は、2024年にバーマ村とキャンプアルファ村に拡大し、2025年11月現在、3村に合計176箱の巣箱を現地の採掘者達が設置し、2025年1月からこれまでに計168kgのハチミツを収穫することができました。バーマ村とキャンプアルファ村では、ウィズア村の養蜂リーダー2名が講師となり、養蜂研修を実施し技術の定着を図っています。
養蜂活動は、ダイヤモンド採掘者の収入向上につながるだけでなく、豊かな森林やきれいな水源は養蜂活動に欠かせないため、環境保護にもつながります。DFPは養蜂活動に加え、ダイヤモンド採掘者への環境教育にも取り組んでいます。
採掘者たちの目標である自分たちの資金で採掘費用を賄えるようになるには、まだまだ多くの巣箱を設置する必要があります。現地養蜂活動のさらなる拡大のために、ハチの巣箱の所有権付きのハニーサポーターを募集します。
ハチの巣箱の所有権(1年間)をはじめ、「巣箱へのお名前タグ」の取り付け等、特典をご用意しています。今回、ウィズア村で収穫したハチミツ(非売品)を初めて提供します。あなたのお名前・企業名・ブランド名等を取り付けた巣箱をリベリアの森に設置し、一緒にハチミツづくりに参加しませんか? お申し込みをお待ちしています。
巣箱に設置するお名前タグ例
お名前タグ例(お名前を表示) |
お名前タグ例(メッセージでもOK) |

お申し込み受付期間:2025年12月末日まで
・本ページ末尾のハニーサポーター申込書に入力及び送信ください。
・申込書の中で、ゆうちょ銀行振込またはクレジットカード決済をご選択いただきます。
・クレジットカードを選択された方には、カード決済案内を別途Squareからメールでお送りしますので、そちらからご決済ください。
・ゆうちょ銀行振込を選択された方は、メールにて振込先口座をお知らせいたします。
・巣箱の作成・設置にかかる材料購入費用
・巣箱の維持にかかる費用
・養蜂研修開催、DFPによる監督・モニタリングにかかる費用
・巣箱の所有権(1年間:今回の所有権は2026年1月〜12月)
・巣箱へのお名前タグの取り付け
・お名前タグを取り付けた巣箱の写真の送信
・リベリア・ウィズア産ハチミツの送付(濃厚です!)
・DFPニュースレターの送付
※お名前タグの記載内容は、ご自身のお名前のほか、ご家族・友人のお名前、企業名、ブランド名、お好きな言葉など、ご自由に設定できます。(半角英数15字以内)
※ハチミツの送付は2026年1〜2月頃、その他の特典のお届けは7月以降の予定です。
リベリアで長年養蜂事業に取り組んでいる現地NGOの協力のもと、DFPの活動対象村であるウィズア村で、2020年9月養蜂基礎研修を実施。研修には、ダイヤモンド採掘者の他、村の女性グループメンバー、村のリーダー等合計70人が参加しました。その後、リフレッシャー研修、実務研修、リベリア他州の養蜂家の視察など、参加者の習熟度に合わせた研修を実施してきました。
ウィズア村の養蜂リーダーであるモーゼズさんとビクトリアさんの2名が講師となる研修を2024年からバーマ村とキャンプアルファ村で開催しています。研修では巣箱の作成方法、ミツバチを呼び寄せるための巣箱の手入れ方法、ミツバチが巣箱に入った後の確認項目や確認方法、燻煙器をはじめとする道具の使い方、収穫方法、収穫後のハチミツの処理方法などを指導しています。
最貧国の1つであるリベリアでは就ける職業が限られており、特に地方に住む多くの女性達は「女性が従事できる仕事がほとんどない」と感じています。そんな中、ウィズア村で活躍するビクトリアさんが養蜂講師となったことで、彼女が「女性でも養蜂等で稼ぎ家計に貢献できる」ことを示し、多くの女性達に(もちろん男性にも)希望を与えています。その影響で、バーマ村やキャンプアルファ村でも組合の中に積極的に活動する女性組合員達がでてきています。
キャンプアルファ村の養蜂研修で巣箱を作成する参加者の様子 |
バーマ村で、ハチが棲みついた巣箱の確認方法を習う様子 |

養蜂に限らず、最初の研修は外部講師に依頼しますが、一旦技術を習得したら、最も高い技術力を持ち、周りの人達に知識や技術を広めることを喜んで行う組合員を、他村拡大時の講師に登用しています。アフリカでは、「自分の知識・技術は自分だけのもの。人には教えない」人が多いのですが、DFPはそのような慣習を打ち破り、皆で知識や技術を高め合える環境作りを行っています。
サミュエルさん(バーマ組合養蜂リーダー)
私は手掘りダイヤモンド採掘者兼農民です。組合では養蜂リーダーをしています。リーダーとして、他の組合員が巣箱を適切に手入れしていることをモニタリングしています。 養蜂は、農業や採掘活動に加えて、私にとって新たな収入源になりました。今年の初収穫で1ガロンのハチミツを得た時は興奮しました!その売上金で息子の学費を支払えたのです。この成果をうけて、養蜂活動をさらに拡大したいと強く思いました。ハニーサポーターからの寄付で自分が管理している3つの巣箱に加え、さらに多くの巣箱を設置しようと考えています。 養蜂に関する知識を得られて嬉しいです。このような知識を授けてもらえるとは、全く予想していませんでした。私は受けた技術支援が無駄にならないことをお約束します。将来的には、自分も講師となりたいと考えています。 |
ベンドゥさん(バーマ組合員)
この村の養蜂プロジェクトには満足しています。なぜなら、このプロジェクトへの参加がすでに成果をもたらし始めているからです。私はバーマ村の養蜂家の中で初めてハチミツを収穫しました。私にとってこれは歴史的な出来事であり、とても嬉しく思っています。養蜂で得たわずかな知識が、収入増をもたらしてくれました。 養蜂を始めた動機は、それが私にとって未知の領域だったからことです。養蜂について聞いたこともなく、ハチを飼うなんて不可能に思えました。だからこそ、現実を体験する機会だと考え参加を決意したのです。そして実際、養蜂は現実に行うことが可能で収益性が高く、効率的な活動だと実感しています。 今後も養蜂を実践し技術力を向上させるつもりです。そのため、他の組合員達と常に協力し、養蜂がこの村で発展するよう努めています。より多くの養蜂技術を学び、多くの巣箱を所有して収入増加の機会を増やしたいと考えています。 この重要なプロジェクトをもたらしてくれたDFPに感謝します。 |
特定非営利活動法人ダイヤモンド・フォー・ピース ハニーサポーター係
info@diamondsforpeace.org
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