特定非営利活動法人ダイヤモンド・フォー・ピース(DFP)代表理事・村上千恵は、2020年10月16日(金)(於:茶酒 金田中)にジュエリーブランドMIO HARUTAKAが主催するトークイベントでプレゼンテーションを行いました。
今回のトークイベントでは、ジュエリー・デザイナーの春高未欧氏がダイヤモンドの問題に関心を持ったきっかけやDFPとの出会い、自身のブランドに対する思いについてのトークがあり、DFP村上からはダイヤモンドに関する問題やDFPがリベリアで実施している採掘労働者支援活動の概要についてプレゼンテーションを行いました。
春高氏は、10年前からダイヤモンドの取り扱いをはじめる中で、ダイヤモンドが過酷な労働環境のもと採掘されている状況を知り、ジュエリービジネスに関わる一人として、ビジネスを通じてダイヤモンド採掘労働者の人々に利益を還元していきたいという思いから、2020年4月22日より売り上げの一部をDFPの活動のために寄付していただいております。今回いただいた寄付は、リベリアのダイヤモンド採掘労働者の自立支援活動の一つである養蜂研修に使用するミツバチの巣箱150個を作成するための資材及びそのモニタリング費用に使用しています。
トークイベントは2部形式で実施され、ファッションプレス関係者や新聞記者、文化人の方など幅広い業界から約30名程度の参加がありました。プレゼンテーション後も参加者の方から多くの質問をいただき、ジュエリーにおける「サステナビリティ」への関心が非常に高まっていることを実感しました。
DFPでは引き続きMIO HARUTAKAからの協力を得て、リベリアにおけるダイヤモンド鉱山労働者への自立支援と透明性のあるダイヤモンド・サプライチェーンの構築に向けて活動していく予定です。
冒頭写真:トークイベントの様子 (ダイヤモンド・フォー・ピース撮影)