現地活動報告Vol.3 (2015年1月〜)
リベリアでは2015年に入りエボラウィルス病の感染者が減少傾向になり、2015年3月に学校が再開され、同年5月に世界保健機関(WHO)より「エボラ終息宣言」が発表されました。しかしながら、その後、新規感染者・死亡者が出るなど、引き続き予防・啓発が必要とされています。
そこで、DFPでは、多くの子どもたちが集まる学校での予防啓発活動を行っています。リベリアでは、UNICEFが大々的に学校での予防啓発活動を実施していますが、 DFPはUNICEFの支援が行き届いていない学校への支援を行っています。
1. ローワーポリスアカデミー地区内の学校での予防啓発キャンペーン
DFPは、現地パートナー団体であるローワーポリスアカデミー地区エボラ支援ボランティアチーム(LPAC)を通して、地区内の4校、約500人の生徒を対象に、衛生用品(手洗い石けん、塩素、トイレットペーパー等)の配布共に、手洗い場の設置や、検温などによる予防啓キャンペーンを実施しました。
2. 首都モンロビア周辺の学校における予防啓発に必要な衛生用品の配布・モニタリング
DFPは首都モンロビア周辺の貧困地域の子供たちが通う、学校9校(1,592名)へ衛生用品(体温計、手洗い用石けん)を配布・手洗い方法の確認・モニタリングを実施しています。
関連リンク・資料:
・エボラウイルス病緊急支援活動 寄付報告
・エボラ緊急支援イメージムービー(youtube)
・西アフリカにおけるエボラウイルス病の動向
・リベリアにおけるエボラウイルス病の危機
・エボラウィルス病に関する基礎知識
・リベリアにおけるエボラウイルス病による社会経済的影響
・リベリア基本情報
・リベリアの歴史(内戦~2014年)