Be Serious, Go Bananas!~バナナペーパーのチャレンジと可能性~
2016年1月13日、第3回「世界とつながろう!DFP TALK」を開催しました。
講師には、株式会社ワンプラネット・カフェ代表取締役社長のエクベリ聡子さんをお迎えしました。
旅行で訪れたザンビアで貧困の実態を目の当りにしたことをきっかけに、「小さなことでも、自分にできることから始めよう」という思いから、女性の自立支援のためのコンピューター教室を立ち上げ、その後バナナペーパー事業を開始されました。越前和紙の技術を用いたバナナペーパーの開発、日本におけるパートナーシップ形成と商品開発、今後のアフリカ、日本、ヨーロッパにおける事業展開について伺いました。サステナブル(持続可能な)な開発のためには、「Planet(地球)-People(人)-Profit(利益)」のバランスが重要であるとの言葉が印象的でした。
寒い中お集まりいただいた参加者の皆様、講師のエクベリ聡子さん、ありがとうございました!!
~参加者M・Yさんの感想~
今回は「ザンビアでのバナナペーパー事業について学ぶ勉強会」
今まで捨てられていたバナナの茎から取ったバナナ繊維に日本の和紙の技術(越前和紙)を取り込み、ザンビアと日本の協力で開発されたフェアトレード紙について学びました。今やバナナペーパーはLUSHの包装紙で使用されていたり、RICOHのコピー機に印刷用のspecが入ったりしてるそうです。講師は(株)ワンプラネット・カフェ代表取締役のエクベリ聡子さん。とても魅力的な人を惹きつける素敵な方でした。
つきなみだけど世の中には知らない事がまだまだたくさんあって、例えば途上国の村では1人の収入が10人を支えるとか、発展途上国が先進国と同じ生活をするならば地球が4つ必要になることだとか、今地球の自然治癒能力が追いつかない1.5倍のスピードで環境が破壊されている話とか、sustainability(環境・社会・経済の3つの観点からこの世の中を持続可能にしていく取組)のための必要要素3つのP=Planet/People/Profitの話だとか、書き出したらきりがないけど普段耳にしてるかもだけど右から左に流してしまってる話が、頭に心に刻まれていく時間でした。
(ここまで)
次回もお楽しみに!