代表理事の村上がエッセイの続編がHPに掲載されました。
ヨハネスブルグで出逢った少女たちの第二弾です。
ぜひ、お読みください。
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アフリカの国々の食文化のご紹介シリーズスタッフから多くの情報が届きました。食だけでなく、日々の生活も垣間見える内容です。数回に分けて掲載します。
アフリカ大陸の北東部に位置し、広大な国土を領有するスーダン共和国④
《コーヒーと紅茶》
暑いスーダンではありますが、食事のあとや休憩のときには、熱いカフアまたジャバナ(コーヒー)、シャイ(紅茶)を嗜み、宗教上、アルコールを一切口にしないスーダンの人々にとって、古くから欠かせない嗜好品のひとつです。
街を散策していると、通り沿いや空き地・木陰など至るところで、コーヒーや紅茶を嗜む光景を多く目にします。
とっても甘い物が大好きなスーダンの人々は、スッガル(砂糖)を大さじ2杯程度入れ、コーヒーの入れ方もスーダンではちょっと異なる様式で、ペーパーフィルターで漉すのでは無く、生豆をフライパンで炒って粗粉にし、茶漉しを用いて小さめのグラスに注ぎます。少々粉っぽさが残る飲み口になりますが、それがまた癖になっていきます。
また、お好みで生姜を効かせたり、カルダモン、ゲルファ(シナモン)・ナャニァ－(ミントの葉)・ヘルバ・グルンフゥル(クローブ)などで香り付けに入れたりも。
カルカデェ(ハイビスカス)や、シャイアハダル(緑茶)などもよく飲まれています。
シャイ(紅茶)のツウな飲み方として、｢クシェリ・シャイ｣と頼んでみましょう。さてどんな飲み物が出てくるのでしょうか？？こちらは現地の人でも名前や作り方を知らない人も結構います。。
金額はコーヒー10SDG・紅茶5SDG/1杯
(1SDGスーダンポンド＝約6円2018/5/13現在) ... See MoreSee Less
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アフリカの国々の食文化のご紹介シリーズスタッフから多くの情報が届きました。食だけでなく、日々の生活も垣間見える内容です。数回に分けて掲載します。
アフリカ大陸の北東部に位置し、広大な国土を領有するスーダン共和国③
南スーダンから北のエジプトへと縦断している世界最長のナイル川流域には、デーツ(なつめやし)の木が生い茂り、エジプトよりも古い王国時代のピラミッド群があり、今も尚未開な遺跡が砂漠に埋もれ点在し、発掘調査が行われている｢古代文明の発祥｣そして、砂漠の日中の最高気温が50℃以上にもなる｢灼熱の地､スーダン｣。
また古くからナイル川より灌漑され、サヘル地帯の過酷な環境の中で育った穀物・動植物を使った、アエーシ(パン)・フール(豆類)・ラハマ(肉)・サマック(魚の総称)がスーダンの人々の主食となります。
魚料理【サマック】サマックは魚全般の総称で、主にナイル川で漁獲されているティラピア(ボルティ)・ナイルパーチなどの白身魚を油で揚げた料理になります。
食べ方は前述同様に、毎朝ナイル川で採れるサマックを内臓・ウロコを取り除き、味付けを施した穀粉をまんべんなくまぶし、大量の油で丸ごとカラッと揚げ、揚げたての熱々サマックにレモンを絞り、手でパンをちぎり挟んでシャッタにつけたりして食べます。
みんなこちらも大好物なので、地方の小規模なサマックレストランでは、昼過ぎには売り切れて閉店してしまうこともしばしば。。
このサマックに「ナイルパーチ」と呼ばれるスズキ科の大型の白身魚は、アフリカから日本へも冷凍輸入されていて、レストラン・冷凍食品・フライやソテーなど身近に利用されていますので、もしかしたら皆さんの食卓で一度は口にしているのではないでしょうか？また、地域によって呼び方が異なりますが、ナイル川で漁獲されているサマックの名前です。
・カァス・ガルモット・ダァバス・エジェル・バラダァ(電気を発する)・バヤァダァ・カァハァシャマアルバァナッド・ガルゴル・シィール(小魚)・ジャンバリ・ターンベラ(フグみたく膨れる魚) ... See MoreSee Less
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